乳がんdiary

静岡市内にある歴史的
有形登録文化財の静岡銀行本店に
用事をおこないつつ、しげしげとこの、国の
財産を見てきました。

この近くの病院で私は来週
全摘手術を受けるのです。

日々、その日の気候や風を感じて
周囲には変な人と映るかもしれないけれど
気持ちを解放し落ち着けて
瞑想状態みたいな感じにもなれる。
人と交流するのももちろん大事ですが
何かに引き込まれるのも気持ちの浄化
になるように思いますね・・・  

左胸にガンがある私。このガンは少なくとも7、8年前にはもっと小さい状態で存在していたのに
判明してから時々痛みを感じるようになった。主治医に聞こうかとも思ったけど、どの道
来週には摘出するのだからね・・・
神経痛みたいに刺すような痛みが走るんです。一回につきほんの5秒とか長くても
10秒というところです。それが日に何回も。だから毎日外の空気を確かめるように吸うときにも

「痛いっ！！(>_<)」

という瞬間が時折おとずれる。そして左手で　‘よしよし’　みたいに服の上から手を当てたり
もんだりしてみる。この痛みは精神的なものなのかどうか、後からでも聞いてみようかな・・・。

マンモグラフィーを否定する立場にはないけれど、マンモを10年間きちきち受けてきた
女性が、ある時いきなりステージ2bで乳がんと判明されたという実体験は、ご本人もマンモに
疑問をもっていらっしゃいます。最近は段々専門家の意見の中にもそれに似たものが
見られるようで、やっぱり超音波のほうがわかりやすいのかな、とか、今後の医療技術
や考え方についても注意深く見ていきたい、と思います。

私は両親のどちらもガン家系と言えるものがなく、自分は無縁と思って生きてきた。
青天の霹靂とでもいうか、ショックは体験したことのない種類のものだった。
だから皆さん、保険に入っておくのがいいと思います。

なかなか自分が実際なってみないと、家系として関係ないだろうと思うことを否定はできない
と思うんです。ただ、関係ないだろうけど一応最低限のガン保険に加入しておく、
というのが良いのかな、という気がします。
  

来週の今日は私の入院の日。自転車で近所に
お使いするのも実に感慨深い。
というのも、自転車に乗ると女性は誰でも、
道路のガタガタで胸の揺れるのを無意識に
感じているんです。そうですよね！？
しかし、意識することはそれほどないと思います。

授乳期や、ホルモンバランスから胸が張る時期
がありますが、そういう時は　‘ちょっと痛いな’　
とか少し厄介に思ってきました。

でも今は違う。

ガタガタに合わせて両方胸があることを
喜びとしてかみしめる。
しかし、どんなに科学が進歩しても
こういう感覚を、失ってからまた感じさせる
までには至らないのではないか・・・と。

そんなことをかみしめながら
ふと久しぶりにローソンへ。GODIVAの文字に引き寄せられてね。380円のホットチョコレート。
コスパはいいと思います。濃ーーいチョコレートに慣れてる自分には380円が
いい感じの値段でした。熱すぎず買ってすぐに飲める、とうのは
嬉しかった。よーーくかき混ぜて飲むのがポイントです。