2019年07月03日

今日もちょっと痛い



写真、ピンボケ太郎になっちゃった。

KEA工房と下着のタグに書いてあります。
術前一週間と迫った時、銀座のサロンへ行った。
それはここ静岡では未知の手術後、安心して自分
を委ねられる下着を扱うお店が、調べた範囲では
なかったから。

ここの従業員で、ご自身も数年前に乳がんを経験
している、Kさんとでもしておきますが、彼女の
一言がずっとね・・・それは

「痛む時は、その部分を、まるで赤ちゃんをあやすような気持ちで
‘あ~、痛むんだね、よしよし。」

とするのがいい、という言葉です。主観的になりすぎない
ってことかと思う。
今になって私も身をもって、いい表現だな~って思うし、
今後もスローガンと思っていたい。
  


Posted by ひっちゅー at 20:11Comments(0)

2019年07月02日

術後半年のあれこれ


写真は日課の、お弁当のおかず作り。
三つのお弁当を作っています。

これは四月から、ほとんど休むことなく続いてる・・・
自分の存在意義みたいなところもあります。

お風呂に入った後、おかずを作って、
冷蔵庫に入れておく。ご飯は持っていく各人が
翌朝つめてという感じ。

さかのぼって、1月2月のブログを見ると、療養中
治療中ということしか日常にない感じで、自分でも
びっくりしちゃう。

梅雨に入って以降は、縫合部や周辺・・・つまり
左胸のあった部分が痛む。
「いったーーーい!」
と言わずにいられないこともよくある。そういうときに
思い出す、ある人から言われた言葉がある。

  


Posted by ひっちゅー at 19:41Comments(0)

2019年05月14日

矢方美紀さんを知ってますか?

私はこの方を、乳がんでつらい抗がん剤治療中だというネットニュース
で初めて知りました。
それはちょうど、自分も乳がんだと診断された頃でした。

彼女は名古屋市栄を拠点とする‘SKE何十何人’・・・AKBみたいな
あれのグループの中心メンバーだったのだといいます。
彼女は26歳。今年27でしょう。

私と同じ左胸の全摘とリンパ節も切除したというから、もしかしたら
転移しやすいタイプなのだろうか・・・わからないけど、
手術後すぐ抗がん剤というのはそういうことかもしれません。

先日、1時間番組で彼女の一年間を追うドキュメントを放送して、
録画して見ました。

1時間にぎゅっとおさめるには編集は大変だったろうと
推察できる内容だった。そして、それを見て私は

「この方はどんな下着をつけてるのかな?」
とか
「全摘の痛みとか気になることがあるんじゃ・・・」
と、画面に向かって聞きたくなるような気持ちだった。

ウィッグのことはご苦労を紹介していたけれど、
確かに左胸が反対より平坦なお体を真夏もTシャツとサロペット
を着たりして

だいぶ暑いんじゃないかな?

とか、この夏の自分を想像してみたのです。
そして、赤裸々にそういう気になること、困ることがいくらかでも
解決できるような情報を、経験者が語る冊子とまではいかなくても
かわら版みたいなものが作れるのではないか、と。

本当に欲しい情報は、何にしたって赤裸々なものではないでしょうか。

  


Posted by ひっちゅー at 21:05Comments(0)

2019年05月13日

床上げ


見る人によっては不吉と感じる
可能性があるかもしれない写真
ですが。

いまは
床上げ
なんていう言葉は
洋間で暮らす日本人が多いから
死語にになってるかな。

お布団を起床時にあげることです。


術後5ヶ月たったところなんだけど、私はまだ日に数回ゴロゴロするのです。

調子のいい時とお掃除の際以外は、ここはリビングだというのに、布団が
‘じゃーーん’ て感じで。乳がん経験者でこんなヘタレ、他にいないかもな~。

  


Posted by ひっちゅー at 14:15Comments(0)

2019年05月10日

いま痛いの


最近
なんだろね、痛いんです。
家の者からは
「神経がつながってきたんじゃないか。」
と言われています。でも
それを来月の受診日に
主治医に心情吐露する気に
私はなれないんです。

主治医を信頼できなくなったからです。

写真はそれとは関係ないですが、島田の
ばらの丘公園での

emoji38ショートケーキ

という名前どおりのバラ。
花びらの裏側が白いので、まさにそんな感じ。

また、私の最新式
ガラパゴス携帯がどうしても写真の扱いがシンプルでなくて
さかさまになりっぱなしで困っております。


  


Posted by ひっちゅー at 17:39Comments(0)

2019年04月22日

着るものに困ってる


私の体つきは、全体的に厚みがある。胸板が厚くて
首が短い。背も低い。

10年ほど前からは、胸板が厚いのを嫌がらずに出していこうと
日常着選びもそんな感じできたのです。が、
写真の左側みたいに今はなっている・・・このところの暑かったりした日には
何を着ようかとタンスの中をしばし見て、出しては戻し、ということが出てきた。

全摘というのは
自分のイメージでは

‘乳房だけがなくなり、平坦な胸になっちゃう’

って思ってた。けど、どうも違うんです。個人差はあるのだろうけど
違うんです。

えぐれてるんです。
これははた目にはわからなくても、結構ショック。へこんでるんだから。
気持ちもなんとなくへこむ。
襟ぐりの開いた服や、よしんば二年後くらいにつける下着も安定してきて
着られるようになる可能性があるものでも、その時の自分に似合うだろうか、
とよーーく考えて、古着屋さんに売ったよ。

襟元の詰まった、ふんわりした生地と作りのブラウスとか
ポロシャツを着てる。春には春の、これから来るこの夏も、
季節の移ろいにしたがって日常着を考えて、今の装いを調えないと
なりません。
それを寂しさと悲しみの中でやってしまうと良くない。自分が晴れやかに
なれる行為でないと。

いま、水着を探してるけど、水泳大好きの自分、どうなるんだべか・・・
水着に入れるシリコンパッドって3~4万円するんです・・・自前の胸は尊い!!!!


  


Posted by ひっちゅー at 15:55Comments(0)

2019年04月21日

王道の薬からこっちへ



私のガンは
女性ホルモンをエサに増殖していくタイプとのことで、今、この
フェアストン
というのを毎朝3錠飲んでいます。

しかし
このブログを
さかのぼって、
フェアストンの前に
飲んでいた
タモキシフェン
という
働きは同じ薬を
飲んでたんだよ。

ものすごい副作用が私には来ちまったタモキシフェン。症状は
突発性良性頭位性めまい
というものに当てはまっていた。

今の薬を飲んでからちょうど2か月。
女性ホルモンを感受させないようにする、というのが狙いの薬だが、ネット検索で
他の方のお話も知りたいと思って見たのだけど、これを飲んでいる
女性がタモキシフェンと比較すると、びっくりするほど少ないのです。

自分にとっては


フェアストンで何かしらの副作用、以前のような生活できない
ほどの副作用が出るのだと後が無いんじゃないかface19

と半ば強迫観念みたいなものがしばらくあったのでね。
副作用らしきものがどうやら出ていないので、ほっとしてます。主治医も
涼しい顔してきっと内心ほっとしていたのではないでしょうかね・・・

’ガン患者はドル箱’

と表現する、やはり乳がんを経験した女性が言うのを聞いたことがあるけれど
やはり何が起きるかわからない未来に対して、呼応するお薬はきちんと飲むしか
ない。それで私の場合、今の治療はすんでいるならいいじゃないか。



  


Posted by ひっちゅー at 15:28Comments(0)

2019年04月20日

術後4ヶ月、日常

この11日で全摘の術後、4ヶ月たちました。

先月と今月は少しだけ仕事をしました。外で働くのは大好きだけど、
長期ものや時間の長いものはやめておきたい。だから初めての
派遣会社への登録を3月の頭にしてきました。

(@_@) すごいね!

派遣からお仕事の電話がジャンジャカかかってきます。でも
取捨選択の捨てるほうの選択を会社に伝えても、嫌味は言われないし、
こちらの希望職種、時間などを最大限考慮してくれるんですね!!!!

さて、日常のこと。
朝からではなく、まず夜中11時過ぎくらいのところから始めます。
この四月からお弁当作りが三つになったので
おかずを夜中に詰めておく。そして、朝、目覚ましで自分が起きるのでなく
(ここがミソface15
各自でごはんは入れてもらう。

家族を私は見送らない。
早起きできてたら、見送るというゆるい結果に。そして
日中はもちろん家事をして、お使いに行って、たまに実父を見舞いに
実家へちょっとの時間だけ行く。

実父が心筋梗塞での命拾いをこの間、していたのです。
そしてたまに友人と会ったり英語の勉強をする。
二か月前は昼寝は毎日していたけれど、今はしない日もある。

もっともその分、早起きしないが。

しかし
夕飯は可能な限り一所懸命作る。
それがいまの自分の本懐だから。
次男の、大学での話をゲラゲラ笑いながら聞いて頂く夕飯は
楽しい時間。

今週は全摘した部分と、恐らく傷の内部が引っ張られてついでに
痛む背中などが痛くて・・・また術後用の下着に戻っています。

以前、同様の手術をされた方へおすすめしたジニエブラは便利だけど、
キックバックが良いので、パッドを入れた分、
押される感じがするんだよ。

乳がん発症していない右側は、ジニエブラは心地いいのだけど。

こんな感じを繰り返して

左胸のない体

を、我が肉体は作って定着させていってるのだろうと思います。

外でのお仕事は夏まではせずに過ごそう、って。
ずっと何かしらの仕事をしてた自分が思うような今がある。
  


Posted by ひっちゅー at 18:06Comments(0)

2019年03月13日

全摘した女性へ・・・


写真が横になっちゃった、ごめんなさい。

全摘手術を受けると、以前のような下着がつけられません。
私の場合、銀座に行って女性特有の疾患の人向けの
下着やいろいろを扱うお店に術前に行って三ヶ月後
位はこれでいける、というふうにそろえてあったのが
本当に良かった。

やっぱり術後は、どんなに工夫したつもりでも
以前のものを使えない現実があるんですね。
それがわかった。
開き具合だとか脇の下の布地がもうちょっとあればいいのに・・・とか。

ただ、そうそう銀座に行けません。
そこで自分で銀座のお店で購入した下着に類似した、通常の
ブラジャーというか、ハーフトップを探して買っています。
全摘なので、意外と胸元の開きが、以前の下着は大きかったことに
気づくこの頃。
ジニエブラは、最新型のプレシャスというのはカップが両方つながっている
ので不向きと思います。ちょっと前のモデルなら使えます。パッドを入れる
口の開きも充分。
ただこれも洗い替えに使ううちに汚れてきました。かわいい
デザインでないのは仕方ない。せめて清潔感が欲しい。

で、行ったのがトラヤです。
そして写真のハーフトップを買いました。
下から履くタイプの下着は同店では試着できないそうです。
かーーなり検討した結果、これを試しに買ったら正解だった。

全摘の方に、パッドを入れて縫い目のない仕立てでできている、
モダールコットンの素材のこの品はめっけもんでした。

どうか下着で悩まず、こんなものでもご参考になさって下さい。  


Posted by ひっちゅー at 21:51Comments(0)

2019年03月12日

術後三ヶ月のいま



以前は放射線治療から戻るとパジャマに着替え、
寝る・・・
とか午後四時くらいから寝ちゃって起きたのが
八時で、夕飯の支度どころじゃない、
のどがカラカラとか

お外に出たいよ・・・
と思うのだけど
いつの間にか
日付が変わっている
という感じだった。


つまりまだまだ病人という状況。

治療に行くとき帰る時は精一杯どこも悪くない、痛くもない顔で早足で歩く。
それのしわ寄せが帰宅してどっと出た。
今はね、お買い物に出てちょっと喫茶店に入って休みつつ
目的をだいたいこなせる日がぐんと増えました。
縫合部の痛みはそりゃああります。

いててて・・・と外でも言っちゃうことも。こういう患者の方、
あんまりいないかもしれないけど、常に痛いです。アピール
するほどじゃないけど気になってる。

写真のフルーツサンドは呉服町の喫茶ポプラで初めて食べたもの。

以前はマスターが作っていて、900円くらいだったようですが、
いまなんと!単品1200円だよ。次はないかな・・・と
  


Posted by ひっちゅー at 12:04Comments(0)